NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第86話が3日、放送され、ヒロイン岩倉舞(福原遥)の元カレ、柏木弘明(Snow Man・目黒蓮)の近況が明らかになり、視聴者から再登場を求める声が殺到した。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、主人公の舞がさまざまな人たちと交流を重ねながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。この日、舞がパイロットになるため入学した航空会社で一緒に厳しい訓練に励んだ同期の水島祐樹(佐野弘樹)と吉田大誠(醍醐虎汰朗)が同市を訪問。舞の幼なじみ、梅津貴司(赤楚衛二)が営む古書店「デラシネ」で久々に再会し、近況を語り合った。
3人はそれぞれの仕事について話した。吉田は副操縦士になり、航空学校を退学し、パイロットの道を断たれた水島も、実家のスーパーで副店長になり、充実した生活を送っていた。話題はほかの同期たちの近況にも及び、中澤真一(濱正悟)と矢野倫子(山崎紘菜)はパイロットとして活躍しているという。舞のかつての恋人、柏木について水島は「国際線でブイブイ言わせて全然日本に帰ってきてないよな」と説明。吉田が「連絡取ってないの?」と尋ねると、舞は「あれから全然」と苦笑いを浮かべた。水島は「遠慮なんかしなくていいのに。別れても仲間なんだからさ」と明るく声をかけた。舞と柏木は航空学校で出会い、柏木の告白を受けて交際がスタート。舞は航空会社から内定をもらい、無事に学校を卒業したが、父、浩太(高橋克典)の急死を受け、実家のネジ工場、IWAKURAの社長に就任した母、めぐみ(永作博美)を支えるためにパイロットになる夢を断念。柏木とも別れた。