シンガー・ソングライターの矢野顕子が、韓国の人気グループBTS(防弾少年団)のバックバンドメンバーになることが夢だと語り、ネットに多くの反響が寄せられている。
昨年10月に韓国・釜山で開催されたBTSのコンサートの模様が記録された映画「BTS: Yet To Come in Cinemas」が1日から、世界同時公開された。矢野は2日、自身のツイッターを更新し、映画の感想を3回にわたって投稿。「BTSが大きかった。時々隣(の壁)にジョングクが汗の浮かんだ笑顔で立っていた。パフォーマンスは素晴らしかったです。でも、わたしの見方、聴き方はみんなとちょっと違うと思います。この日用の編曲やバンドの音の分析をしながら、また彼らのダンスと歌の歌い方の関連性とか考えていたので泣いてる暇がありませんでした」などとつづった。
矢野はさらに自分に新しい夢ができたと続け、「宇宙に行くことは変わらぬ夢ですが、さらなる夢はBTSを支えるバンドでキーボードを弾くことです!」とツイート。「2025年のコンサートの時に、もしバンドメンバーのオーディションがあったら絶対受けます!がんばるぞ!」などと意気込んだ。
矢野の宣言に、彼女のファンや、国内外のBTSファン「ARMY」が興奮。当該ツイートには「アッコちゃんがキーボードを弾くぜいたくなBTS見たい!!」「バックバンドに矢野顕子さんがいたらビックリし過ぎます」「オーディション受けたいってかわいい」「かなり現実的なお話のような気がする」といったリプライが殺到。なかには、「バンドメンバーにならずとも…コラボとかフツーにできるようなきがするんですけど…(実現したら日本人震える)」といった書き込みもあった。
矢野のツイートにはコピーライターの糸井重里氏も反応。「それがもし『世界ファン投票』という選出方法だったら、おれも弱き1票を『Akiko Yano』と記して投じよう。娘も1票ある」とコメントすると、矢野本人が「すまんねー。よろしく」と返信した。