オリックス・宇田川優希、WBC使用球に手応え「変化量は日本のボールよりあるのかな」 育成の星が日本の星に

サンスポ
ブルペンで投げる(左から)オリックス・宮城大弥、宇田川優希、山本由伸=清武総合運動公園(撮影・薩摩嘉克)
ブルペンで投げる(左から)オリックス・宮城大弥、宇田川優希、山本由伸=清武総合運動公園(撮影・薩摩嘉克)

オリックス春季キャンプ(2日、宮崎)オリックス・宇田川優希投手(24)が、今キャンプで初めてブルペン入りした。同じく3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出された山本由伸投手(24)、宮城大弥投手(21)とそろい踏みすると、WBC使用球で投球練習。最大の武器であるフォークに、手応えをにじませた。

絶対的エースと、2年連続2桁左腕に挟まれても堂々としていた。最大10人が投げられるブルペンに日本代表3投手がそろい踏み。山本と宮城に挟まれて投げた宇田川は、持ち味のフォークに手応えを感じていた。

「球速自体は多少落ちるが、変化量は日本のボールよりあるのかなと思いました」

WBC使用球を使い、セットポジションから直球とフォークを20球投げた。140キロ台をマークする自慢のフォークの軌道には、受けていた頓宮も驚きの表情だった。

「まだボールに慣れていないが、ストンと落ちる。スライダー気味に落ちることが多い」

本人も最大の武器には納得の表情。ただ、MAX159キロをたたき出すストレートについては「全然、力強い真っすぐを投げられていない」と不満げ。「隣で由伸が投げていて、その差を感じている」と同じ1998年生まれの同級生をうらやましげに見つめた。

とはいえ、1年前を思えば、今の注目度は桁違いだ。昨年の今頃はまだ育成選手だった。2軍で結果を出して7月に支配下登録されると、9月8日の西武戦(ベルーナ)では負傷降板した椋木に代わって緊急登板し、初勝利。強力救援陣の一角に定着して19試合に登板し、2勝1敗3ホールド、防御率0・81と逆転優勝の立役者となった。日本シリーズでも4試合に登板して1勝2ホールドと奮闘し、日本一に貢献。今や豪華な投手陣が顔をそろえる侍ジャパンの一員だ。

「ピンチの場面で使ってもらえたら、それは本当に光栄なことですし、そこで結果を出したい気持ちはあります」

大舞台に向けて、胸を高鳴らせる。シンデレラボーイがまずは世界一奪還へ、腕を振る。(北池良輔)

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