高橋樺子、西成のマザー・テレサと呼ばれた女性医師の鎮魂歌を歌う

サンスポ
新曲「さっちゃんの聴診器」を披露した愛称カバちゃんこと歌手、高橋樺子をはさんで、もず唱平氏(左)と矢島敏=東京・銀座
新曲「さっちゃんの聴診器」を披露した愛称カバちゃんこと歌手、高橋樺子をはさんで、もず唱平氏(左)と矢島敏=東京・銀座

歌手、高橋樺子(はなこ、年齢非公表)が31日、東京・銀座のシャンソンバー「ボンボン」で、26日に発売した新曲「さっちゃんの聴診器」の披露ミニライブを開いた。

大阪・西成区のあいりん地区で「西成のマザー・テレサ」と呼ばれホームレスの支援活動に従事するも、2009年に34歳で不可解な死を遂げた医師、矢島祥子(さちこ)さんの一生をモチーフにした鎮魂歌。作詞家、もず唱平氏(84)が作詞し、祥子さんの実兄のミュージシャン、矢島敏(52)が作曲した。

♪もっと生きたかった 誰かの為に…。つやのある高橋の歌声が高らかに響く。「私も西成で実際に炊き出しを体験して、祥子先生のような心の広い人になりたいと思いました。多くの人に合唱してほしいし、歌の力を信じて大きな輪にしたい」とヒットさせることを誓った。

2011年6月に「がんばれ援歌」でデビューした高橋。東日本大震災の被災地復興のためにボランティアも続けている。現在は、もず氏が中心となって設立したレコードレーベル「UTADAMA MUSIC」の拠点・沖縄県那覇市を中心に活動。「ゆくゆくは『平和の歌姫』と言われるよう、世界ではばたきたい」と大きな夢も語った。

なお、もず氏は昨年12月23日に那覇空港で心筋梗塞を発症し救急搬送されたという。「2月8日にカテーテル手術を受けます。これまでも2、3回、受けたかな」と穏やかな表情で話していた。

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