舞の幼なじみにも転機が訪れ、梅津貴司(赤楚衛二)は、応募していた長山短歌賞を受賞。看護師の望月久留美(山下美月)も同じ病院で働く医師、八神蓮太郎(中川大輔)からプロポーズを受けた。
「舞いあがれ!」第82話振り返り&第83話あらすじ
第82話(30日放送)では、岩倉家の隣にあるお好み焼き屋「うめづ」で、貴司の長山短歌賞受賞を祝う会が開かれた。貴司は父の勝(山口智充)、母の雪乃(くわばたりえ)に対し「こんな賞がもらえたのも、好き勝手なことをしていた自分を見守ってくれたからです」などと感謝。その言葉に雪乃は涙を流した。勝は、ネジ試作のプロジェクトリーダーを務めた舞のこともほめ、「そら浩ちゃんも喜んでるわ」と笑った。
その後、久留美も来店して八神を紹介。そして左手の指輪を見せ、婚約したことを報告した。八神はファンドマネージャーとしてテレビなどに出ている悠人を見て感激。そして、久留美との馴れ初めや彼女の好きなところを述べた。お祝いムードが高まるなか、の携帯が鳴った悠人は、貴司の受賞祝いと久留美の祝いだと言って、大金を置いて店を出て行った。そんな息子の様子がめぐみは気になった。
店を出ると、貴司は「ホンマにええ日だった」とつぶやき、舞を「強度試験がんばって」と激励した。
週明け、舞たちは試作ボルトの強度試験へ挑んだ。敷地の広さや備えている機械に感動する舞だったが、「正々堂々戦わせていただきます」と意気込んだ。
第83話で、舞、笠巻、結城章(葵揚)が、完成した試作ボルトの強度試験のため、朝霧工業を訪問する。ライバルである朝霧工業の敷地は10倍ぐらいの広さで、IWAKURAにない機械などが数多くある。材料調達から完成検査まで全て一貫生産ができると聞かされ、舞たちは感心。そこへ荒金が現れ、いよいよ強度試験が始まる。