北海道では25日夜、暴風雪による視界不良などが原因で、江別駅(江別市)周辺で特急列車など計3本が最大約5時間立ち往生した。JR北海道によると乗客計297人は別の特急列車に乗せ替えて救助し、体調不良を訴えた人はいなかった。
ほしみ発岩見沢行き普通列車2本と、札幌発旭川行きの特急列車が、午後7時50分ごろから江別―幌向駅(岩見沢市)間などで相次いで運転を見合わせた。旭川発札幌行き特急列車を停止した車両に横付けして乗客に移動してもらい、26日午前1時半までに江別、札幌両駅に送り届けた。
札幌駅のホームでは25日夜、休憩用として特急車両を開放、86人が利用した。