東京都内で26日に記者会見した第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の栗山監督は緊張感を漂わせ、大会に懸ける思いを語った。
―-選手選考のポイントは。
「投手を中心にしっかり守り切って、我慢しながら勝ち切っていく。世界一になる。それだけを考えてメンバーを選んだ」
-―各選手に直接、電話で代表入りを伝えた。
「命がけで行きますよ、という空気感は伝わってきた。自分の中ではその空気感だけで十分だった」
―-代表での抑え役は。
「臨機応変に状況判断をしながら、全ての選手にいろんなところをやってもらう」
―-米大リーグから5人を選出した。
「WBCに出場した選手に話を聞くと、米国での経験がすごく助かった、とみんな言う。そういう経験の広さがチームに必要だということでお願いした」
-―目指す野球は。
「僕は日本野球の魂を信じている。野球にひたすら向き合うだけ。選手が必ず実現してくれる」
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