長崎県諫早市多良見町の国道207号で25日、前日からの雪の影響で車約100台が一時立ち往生した。県によると、24日午後11時35分から約9キロにわたり通行止めとなった。県などが融雪作業を進め、立ち往生は解消に向かった。けが人や体調不良を訴えた人はいない。
現場でチェーンを装着していた建設作業員の男性(28)は「24日夕方の帰宅途中に前のトラックが動かなくなり、自分の車も滑って怖くなった。歩いて自宅に帰って(25日午前に)戻ってきた」と話した。
同県大村市陰平町の県道37号でも一時、100台近くの車が立ち往生した。25日午前10時時点でほぼ解消したが、約9キロにわたって通行止めを続けた。