秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは25日、東京都港区のホテルを訪れ、名誉総裁を務める日本テニス協会の創立100周年記念式典に出席された。
佳子さまはお言葉で、テニスの裾野を広げる取り組みとして、段ボールなどで作ったラケットで柔らかいボールを打ち合う「テニピン」が考案されたとご紹介。「私もラケットを作成して『テニピン』を楽しみました」と、壇上で自作のラケットを披露された。
また、「テニスに取り組みたいと思うすべての人が、また、テニスを観戦したいと思うすべての人が、様々な制約を超えて、あらゆる方法で、隔たりなくテニスを楽しめるよう願い、式典に寄せる言葉といたします」と結ばれた。
退席する際には、22日に現役引退を表明した車いすテニスの国枝慎吾さんの前で立ち止まり、声をかけられる場面もあった。
佳子さまは令和3年10月、結婚して皇籍を離れた姉の小室眞子さん(31)から名誉総裁を引き継がれた。