立ち往生、転倒、渋滞…大雪で京都も混乱

産経ニュース
足元を気にする人や歩道の雪かきをする人たち=25日午前、京都市下京区
足元を気にする人や歩道の雪かきをする人たち=25日午前、京都市下京区

「最強寒波」の影響で、24日夕方から降り始めた雪は25日も続き、京都府内各地で大雪となった。この影響で電車の立ち往生や道路渋滞のほか、凍った路面での転倒、車のスリップ事故も多発し、市民生活に大きな影響や混乱をもたらした。

京都市は大雪警報の発表を受け、24日午後に災害対策本部を設置。市内では25日午前10時までに40~80代の男女22人が歩行中の転倒や車同士の接触事故でけがをした。いずれも軽傷だという。長岡京市など乙訓消防組合の管内でもバイクのスリップ事故などで約10人が病院に搬送された。また、綾部署によると24日午後に綾部市本町の空き家の土塀が強風で倒れ、付近を通りかかった40代女性が下敷きになり、右足に軽いけがをした。

JRでの複数の電車の立ち往生や運休による帰宅困難者の発生を受け、京都市は山科駅周辺の地下通路や市の生涯学習施設「アスニー山科」などを避難先として開放し、アルミ製の簡易毛布やペットボトルの水を配布する対応をとった。京都駅と西大路駅の電車内などで待機した人を含めると、約5200人が一時的な滞在場所に身を寄せたとみられる。

私鉄や市営地下鉄でも24日夕から25日にかけてダイヤの乱れが発生。阪急烏丸駅などでは、JRからの振り替え輸送を求める通勤・通学客が窓口に長蛇の列を作った。

京都縦貫自動車道や国道の一部では降雪を受けて通行止めとなり、そのほかの道路でも車やバスが立ち往生したり、渋滞したりした。左京区に住む50代女性会社員は、24日夜に四条烏丸付近から路線バスで帰宅する際、三条大橋付近で大渋滞に巻き込まれ普段は30~40分の道のりが2時間半ほどもかかったという。「とても疲れた。渋滞の途中で下車する乗客もいた」と話した。(杉侑里香、平岡康彦、田中幸美)


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