大谷の去就に影響も エンゼルスオーナー、球団売却撤回のワケ

産経ニュース
昨年5月に行われた昨季ア・リーグMVPの受賞セレモニーで、大谷(左)を祝福するモレノ・オーナー=アナハイム(共同)
昨年5月に行われた昨季ア・リーグMVPの受賞セレモニーで、大谷(左)を祝福するモレノ・オーナー=アナハイム(共同)

米大リーグで大谷翔平選手が所属するエンゼルスでオーナーを務めているアート・モレノ氏が、昨夏から検討していた球団売却を突如撤回し、2023年シーズン以降も保有することを23日に表明した。エンゼルスの球団売却をめぐっては当初、複数の資産家が関心を示していたが、モレノ氏が提示した希望額に達しなかったことが〝ドタキャン〟の背景にあるとみられる。今回の撤回によって、大谷の去就への影響が出ることも予想される。

米メディア「モレノ氏の提示価格を満たさなかった可能性」

モレノ氏は2003年、メキシコ系米国人として初の大リーグ球団の筆頭オーナーに就任。しかし、エンゼルスは14年を最後にプレーオフから遠ざかっており、昨年8月に球団売却の意向を表明していたが、今回は電撃的な撤回表明となった。「心はまだエンゼルスとともにあることに気づいた」。球団売却の撤回を表明した際には、エンゼルスへの愛着の思いをコメントに寄せた。

ただ、大リーグ評論家の福島良一氏は、今回の球団売却の撤回について、「(買い手側との間で)金銭的に折り合わなかったことが一番の要因ではないか」と推察する。

米スポーツ専門局のESPN(電子版)は「モレノ氏がチームを売却しないことを決定したことは、業界に衝撃を与えた」とした上で、「買い手側がモレノ氏の提示価格を満たさなかった可能性がある」と指摘した。

また、米スポーツメディアのジ・アスレチック(電子版)はモレノ氏が球団売却を撤回したことを特集記事で掲載。記事では「2月中旬に(球団売却に向けた)予備的な提案が行われる予定で、30億ドル(約3900億円、1ドル=約130円換算)以上で売却されると予想されていた」とした上で、「アジアから少なくとも1人、現在NBAのオーナーである2人(の計3人)を含む買い手たちは何が起こったのか不思議に思っているはずだ」と今回の撤回が突然だったことを強調した。

大谷との契約延長で必要な「ぜいたく税」

大谷は今季のシーズン終了後にもFA権を取得する見込みで、複数球団による争奪戦は必至。エンゼルスも大谷の残留に向けて交渉を進めていくものとみられるが、10年総額5億ドル(約650億円)の超大型契約になる可能性が指摘されている。米メディアからは、今回の球団売却撤回によって大谷の去就に影響するとの見方も出ている。

ジ・アスレチック電子版は特集記事で、「今回の決定で最も重要な影響は、チームとオオタニとの将来だ」として大谷の去就に言及。「オオタニと長期的に契約するためには、ぜいたく税(チームの年俸総額が一定額を超えた際、支払い義務が発生する課徴金)がほぼ確実に必要となるレベル」と指摘した。モレノ氏はこれまで、ぜいたく税の支払いに対しては消極的な立場を取っていることで知られる。

福島氏は「ファンにとっては新たなオーナーの下でチームの立て直しを期待しているだけに、(今回の撤回は)残念な思いがあるのは理解できる」とした上で、「エンゼルスにとっては大谷との契約再延長は最優先事項。契約延長に成功し、さらにプレーオフにも進出すれば、(球団の)資産価値はさらに上がるだろう」と話している。(浅野英介)

エンゼルスが球団売却取りやめ モレノ氏が保有継続 大谷の去就も注目


  1. 飾磨工高柔道部で体罰、「ヤンキー先生」三輪教諭ら自宅待機

  2. 石川佳純、モデルのような写真に「美しすぎる」と海外からも反応

  3. NHK朝ドラ「舞いあがれ!」2月8日OA第89話あらすじ カレーを食べて浩太(高橋克典)との思い出を振り返る悠人(横山裕)

  4. 【列島エイリアンズ】中国系裏風俗編(2) 福建省出身、人気女優似の美女が出てきた ベニヤ板越しに聞こえる男女の息遣い

  5. 清瀬汐希が初主演映画で体当たりヌード ベッドシーン撮影になんと4時間