JR西日本によると、24日午後11時40分時点で、JR京都線や琵琶湖線で複数の電車が立ち往生している。乗客が数時間にわたって取り残されているとの情報があり、JR西が確認を急いでいる。
JR西によると、京都線では電車の行き先などを操作する「ポイント」と呼ばれる装置が凍結して故障した。24日午後11時半現在、京都線の西大路-京都間と琵琶湖線の山科-京都間で電車がそれぞれ立ち往生しているという。
京都市消防本部によると、山科駅の西700メートル付近で立ち往生していた電車から乗客が同駅に避難を始めた。体調不良を訴えて救急車を呼んだ乗客もいたという。
交流サイト(SNS)では、車内に取り残されているとする乗客が状況を投稿。「もう2時間以上立ったまま、しんどい」「極寒の車内でずっと待つのは限界がある」などとのコメントが相次いだ。