24~26日頃にかけて日本列島に流れ込む今季最強の寒気の影響で東京都内でも厳しい冷え込みが予想されるなか、都水道局は24日、水道管の凍結を防ぐために家庭で取り組める対策などを紹介し、注意を呼びかけた。
凍結対策の一例としてあげたのは、水道管が直接、外気に触れないよう保温材を巻き付け、さらに保温材がぬれるのを防ぐためにビニールテープを重ねて巻く方法。保温材は、毛布や発泡スチロールでも代用できるという。
水道管が凍結し、断水した場合の対応についても紹介。水道管の凍結部分にタオルをかぶせ、ぬるま湯をゆっくりかけるよう提案。ただし「いきなり熱湯をかけると水道管や蛇口が破裂することがある」と注意を呼びかけている。断水に備え、事前に水道水をくみ置くことも求めている。
気象庁が24日午後5時に発表した予報では、25日の都心の最低気温は氷点下3度と予想されている。都水道局は「ぜひ、凍結対策の役に立ててほしい」と話している。