「舞いあがれ!」第78話振り返り&第79話あらすじ
第78話(24日放送)で、舞の幼なじみの梅津貴司(赤楚衛二)は、引き継いだ古本屋「デラシネ」を以前のように子供たちに開放しながら創作活動に励んでいた。貴司は、舞と2人で選んだ作品を「短歌の芥川賞」ともいわれる長山短歌賞に応募。舞は作品が入った封筒に願いを込めた。
一方、めぐみから渡された業務報告書に目を通した悠人はIWAKURAを「悪くない投資先」と評価。そしてきちんとした母の姿を見て、仕事は休みではないのかと尋ねた。めぐみはこれから航空機部品のセミナーに舞と参加すると伝えた。悠人は、かつて、飛行機部品を作ることが夢だと語った父を思い出し、「ええんちゃう。やるだけやってみたら」と言ってその場を去った。
舞とめぐみはセミナーに参加。この業種に中小企業が参入するには設備投資などハードルが高く、なかなか難しいという声が参加者からあがるなか、舞は、体力のない複数の企業が協力して部品を作ればいいと発言。セミナー後、国内大手メーカーである菱崎重工の重役、荒金正人(鶴見辰吾)が舞のもとにやってきて、それぞれの思惑がある企業同士が協力することは難しいのではないかと尋ねたが、舞は、同じ思いがあれば同調するはずと反論した。菱崎重工は浩太が工場を継ぐ前に働いていた会社だった。
後日、舞が営業から帰社すると、会社が大騒ぎになっていた。菱崎重工のお偉いさんがIWAKURAの工場を見学しているのだという。その人物は荒金で、めぐみを訪ねて来社していた。
第79話で、荒金は、舞とめぐみに、航空機の部品を試作してみないかと提案。設備的にIWAKURAでは難しいと考えためぐみが断ろうとすると、舞はまずその部品の図面を見せて欲しいと申し出る。