広島・松山竜平、恩人・祖父の死去を明かす「レギュラーとして出場することが恩返しの証しになる」

広島・松山竜平外野手（３７）が２４日、年始からの鹿児島自主トレを打ち上げ、マツダスタジアムでの合同自主トレに合流。昨秋に祖父・末吉政雄さんが８８歳で亡くなったと明かした。

「元旦には墓参りに行った。何とか、今年活躍して良い報告ができるようにしたい。もうひと花咲かせたい」

祖父は九州国際大に入学する際、飼育する牛を売った収入で学費のサポートを受けた、いわば恩人のひとり。お立ち台で絶叫する「鹿児島のじっちゃん、ばっちゃん、俺やったよ！！」は定番で感謝は尽きない。

「最近はお立ち台に立つ機会が少ない。レギュラーとして出場することが恩返しの証しになると思う」

昨季は主に代打として８８試合に出場し打率・２１７、２本塁打、２３打点だった。長野が巨人へ移籍しチーム最年長となった男が感謝を胸にバットを振る。（柏村翔）