週明け23日の東京株式市場の日経平均株価は続伸した。終値は前週末比352円51銭高の2万6906円04銭で、昨年12月19日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。前週末20日の米国市場がハイテク株を中心に上昇したことや、外国為替市場で円安ドル高が進行したことが好感された。
東証株価指数(TOPIX)は18・51ポイント高の1945・38。出来高は約9億7700万株だった。
20日の米国市場ではダウ工業株30種平均に加え、ハイテク株主体のナスダック総合指数が反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが鈍化するとの観測が強まったためだ。
23日の東京市場もこの流れを引き継ぎ、電機や半導体関連銘柄の上昇が目立った。午後は一段と円安ドル高が進み、輸出企業の業績が改善するとの期待から上げ幅を拡大した。