こんにちは。内田友賀です。
寒い季節になってきましたね。
冷えは身体の大敵。皆さんも、温かくしてお過ごしでしょうか?
さて、今日はワンコにも効果の高い「温活」をご紹介します。
(実は私、ホリスティックケアカウンセラーの有資格者でもあります)
https://www.hcced.jp/
人にも犬にも大切な「身体を温める」こと
最近は、免疫力や自己治癒力という言葉も浸透し、健康を維持するための体づくりが注目されています。その中の一つが「温活」といわれる、身体を温めることです。
身体が冷えることで起きるさまざまな不調を防ぎ、体の機能を高く保つ環境を作ることができる温活は、犬にとっても同様の恩恵が期待できます。
ワンコの冷え性が起こす可能性がある不調
冷え性は、活発で若いワンコより、シニア犬や日ごろの活動量の少ないワンコに起こりやすい症状です。
冷え性により、ワンコはこんな不調を抱える可能性があります。
・血流の悪化
・関節のこわばりや痛み
・水分不足
・心臓や肝臓などの臓器への負担
・腸などの消化機能への負担
・自律神経の乱れ など
見ただけでは分かりづらい症状もありますので、日ごろから「温活ケア」で冷えを予防したいですね。
ワンコの冷え性チェック
一番簡単な方法は、1日のさまざまなシーンで愛犬の肉球を触ってみることです。
冬の散歩後は冷たかったり、眠たい時に温かくなったりと、1日の中で変化しやすい肉球の温度。なので、できるだけいろいろなタイミングで手足を触ってみてください。
部屋で普通に過ごしているときも、肉球を冷たく感じることが多ければ、冷え性の可能性もあります。また、シニアになると末端の血流が悪くなるので要チェックです!
蒸しタオル温活
飼い主さんが日ごろ簡単にできるのが、蒸しタオルを使った温活。
愛犬がリラックスしている時間でケアするのがおすすめです。
(1)準備
蒸しタオルを40度くらいのお湯に浸して固く絞ります。長く触れても熱く感じない温度にしましょう。また、湯気の蒸れによる炎症などを予防するため、ビニール袋に入れるなどの方法もお勧めします。冷えたら温められるよう、お湯は洗面器に入れておいても良いでしょう。
※少し勉強することで、蒸しタオルケアに、愛犬に合った“ハーブ“や”アロマ”を活用することもできるようになります♪
(2)ケア
背中やお腹、手足など、愛犬が気持ち良くリラックスできる場所から優しくタオルを当てましょう。逃げたり嫌がったりする場合は、無理に抑えてやる必要はありません。蒸しタオルケアは、温まるまで少し時間がかかるため、何度かタオルを温めなおしながら、いろいろな部位をゆっくりと温めましょう。
そして、シニアにとっては腎臓のある腰部の温めはとっても大切。特に冬は血流の低下で肝臓機能が一時的に低下することもあると言われています。また、ハイシニア(超高齢犬)の場合は、急に血流がアップすることで疲れてしまうケースもあります。徐々に温める時間を延ばしながら無理せず続けましょう!
※年齢にかかわらず、急性の痛みがある部分は温めないようにしましょう。
(3)チェック方法
肉球が温かくなってきたら、身体が温まったサインです。タオルで身体の蒸れ(濡れ)を感じた場合は、しっかり乾かしてあげることも大切です。また、温活後は、なるべく水分を摂らせてあげてくださいね。
※写真は、ぽん太の学校DOGSHIPさんが主宰している月に一度のシニアデーの様子。7歳以上の子対象に、植物療法の専門家でハーブセラピストの猪野麻未子先生がシニアケアを提供くださいます♡
https://dogship.com/
https://www.doglively.com/
心と体がリラックスすることが大切
身体に良いからと無理に実践するより、日々のコミュニケーションの中で自然体でケアしてあげることが何より大切です。肉球は汗をかく部分でもあるので、犬にとっては特に敏感なスポット。だからこそ、優しく触れながら「あったかくなぁれ、あったかくなぁれ」と声がけをしたり、「ありがとう。大好きだよ」と気持ちを伝えたりと、心と体が共に温かくなる時間づくりをしましょう♡
こころも、からだも、ぽかぽかに♡
この冬を乗り切りましょう!
※Care contents supervised by MAMIKO INO & DAI SUZAKI
Lots of love.
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◇ホリスティックケア・カウンセラー
愛犬や愛猫の自然治癒力を高めることを目的に、体・心・魂・周りの環境も含めて全体的にとらえたケアが学べる資格です。
https://www.hcced.jp/
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