テニスの全豪オープン第6日は21日、メルボルンで行われ、男子シングルスのジョコビッチ(セルビア)は左脚に不安を抱えながらもグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)にストレート勝ちし、4回戦に進んだ。「肉体がどうなるか分からなかった」と胸中を明かした。
試合中に治療を受け、痛がる様子も。しかし、ショットの精度の高さや読みの鋭さに影響を見せなかった。今大会初のシード選手との対戦を制し「全てのポイント、全てのゲームが大事だった。素晴らしいバトルだった」と胸を張った。
衰え知らずの強さで10度目の大会制覇に前進した。「今の35歳は25歳みたいなものだ」と冗舌だったが「キャリアの終盤に差しかかってきているので、一つ一つの大会を大切にしている」との意気込みは真顔で話した。(共同)