ダイハツ工業は20日、デジタル技術を活用できるIT分野の人材を令和7年度までに千人増やす方針を発表した。自動運転や電動化などの新技術に対応するのが狙い。全部署に配置できるように育成を進め、最終的には全社員がデジタル技術を扱える体制を整える。
自動車業界は、自動運転などの技術を搭載した車の開発が進んでおり、人工知能(AI)やIT技術を使う機会が増加。専門人材を充実させることで、次世代車の開発や車を使ったサービスなど新事業の創出を促す。
すでにAIに関連した人材を育成していたが、今後はデータ分析やアプリ開発などに領域を拡大する。