米大リーグは今オフ、FA市場が大盛況。ヤンキースからFAとなったアーロン・ジャッジ外野手(30)が、9年総額3億6000万ドル(約464億円)で残留を決めるなど大型契約が相次いだ。
2022年シーズンから今オフの間に、10年以上の長期契約を交わしたのは5選手(所属先との延長を含む)。そんな中、2度も10年以上の契約で合意しながら、結局出戻りとなったのがツインズのカルロス・コレア遊撃手(28)だ。
昨年12月にジャイアンツと13年総額3億5000万ドル(約449億円)で合意と報じられたが破談。直後に12年総額3億1500万ドル(約404億円)でメッツと合意したが、入団には至らなかった。
理由は右足首の古傷。正式契約前に行われる身体検査で、両球団から長期契約はリスクが高いと判断された。19歳で痛めマイナー時代の14年に手術。「(メジャー昇格後)足首を理由に欠場したことはない。痛みもないのに、8~10年後が不安とは理解できない」とコレア。検査後に年数も金額も半分で再オファーしたメ軍には、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」で猛反論していた。