リーガ大阪売却、外資との競争勝てず 経営陣処遇課題

産経ニュース

関西財界とのつながりが強く、「大阪の迎賓館」として親しまれてきた老舗の「リーガロイヤルホテル」(大阪市北区)が外資系の不動産投資会社に売却されることになった。相次ぐ外資系ホテルの進出に対して抜本的な改修が遅れ競争に敗れた格好だ。今後はロイヤルホテルの蔭山秀一社長ら経営陣の処遇なども課題となりそうだ。

大阪政財界の呼び声を受けて開業し、純粋な日系ホテルとして前身の「新大阪ホテル」時代から約90年の歴史を刻んできたリーガロイヤルホテル。20カ国・地域首脳会議(G20サミット)など大阪で開かれた国際会議で要人が泊まるなど、大阪経済の中心的な場所となってきた。

リーガロイヤルホテルは大阪市内最大級となる1039の客室を擁するが、老朽化が進み「高級ホテルのイメージとかけ離れている」などといった声も出ていた。他ホテルとの競争激化で客室単価の下落にも悩まされ、このままいけばジリ貧になる可能性もあった。市場関係者は「日本の資産は円安などで買われやすくなっている。外資に対抗し、リーガロイヤルホテルを支援できる国内勢がいなかった」と話す。

135億円を投じる大規模改装と外資系ホテルブランドへの加入で、1室当たりの平均販売単価を現状の「倍以上とすることが狙える」(蔭山社長)という。

問題は、関西財界が〝作り上げてきた〟というホテルのイメージが今後どうなり、財界などによる使われ方に変化が出るかどうかだ。同社の取締役には大阪商工会議所の前会頭だった尾崎裕氏ら財界関係者も名を連ねており、外資との資本提携で今後の経営布陣がどうなるかも注目されそうだ。(田村慶子、井上浩平)

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