コカイン約1・9キログラム(末端価格3700万円相当)を2人で飲み込み、フランスから成田空港に密輸したとして、千葉県警は20日、麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで、ギリシャ国籍のアルメニス・フィボス・セオドロス容疑者(21)とビチカス・アハナシオ容疑者(28)を逮捕、送検したと発表した。両容疑者は容疑を認めている。
薬物銃器対策課によると、重さ9グラムのコカインを固めたものをアルメニス容疑者は107塊、ビチカス容疑者は100塊を飲み込んでいた。
逮捕容疑は、営利目的でコカイン約1・9キログラムを今月12日に密輸し、空港の検査場でコカインを身体に隠していることを申告せず通過しようとしたとしている。