内閣府が20日発表した国民経済計算によると、一般家庭や自営業などを合わせた家計の資産残高は令和3年末時点で前年末比4・7%増の3210兆8千億円で、比較可能な平成6年以降で過去最高となった。増加は3年連続。株価の上昇で金融資産が増えたことや、保有する土地や建物などの評価額が上がったことが影響した。
家計の資産残高のうち、現金・預金や株式などの金融資産は5・4%増の2034兆6千億円で過去最高。土地や固定資産などを合わせた非金融資産は3・4%増の1176兆1千億円だった。