3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出されたDeNA・今永昇太投手(29)が18日、熊本・天草市で行う合同自主トレーニングを公開した。大谷(エンゼルス)、ダルビッシュ(パドレス)らがそろう強力投手陣の中で先発、第2先発、短いイニングでの救援と〝何でも屋〟となることを宣言し、世界一への共闘を誓った。
ハマのエースの世界一への挑戦が始まった。初のWBC日本代表に選ばれた今永が、2年続けて自主トレを行う天草の地で、侍ジャパンの3大会ぶり王座奪還を誓った。
「そうそうたるメンバーが集まっているので、自分もしっかりと胸を張って、みんなと一緒に世界一になれるように頑張ります」
昨年12月24日、栗山監督から「日本の子供たちを勇気づけられるようなプレーをしましょう」と代表選出の連絡を受け「どんな状況でも必ず力を発揮します」と言い切った。大谷、ダルビッシュ、山本(オリックス)、佐々木朗(ロッテ)らがそろう豪華投手陣15人の中、左腕は4人と貴重。「先発でも中(継ぎ)でもどこでも投げられるところを期待されていると思う」と先発、救援で複数イニングを投げる第2先発、短いイニングでの救援と〝何でも屋〟となってチームへ貢献することを約束した。