19日午前の東京株式市場の日経平均株価は反落した。前日の米国株式市場が米景気の先行き懸念を背景に下落した流れを引き継ぎ、売り注文が優勢だった。前日終値からの下げ幅は一時300円を超えた。
午前10時現在は前日終値比298円93銭安の2万6492円19銭。東証株価指数(TOPIX)は13・22ポイント安の1921・71。
前日の米ダウ工業株30種平均は、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを続けるとの警戒感が再燃し、景気後退懸念が強まったことから下落した。
19日の東京市場もこの流れを受け、幅広い銘柄が売られた。外国為替市場で円高ドル安が進行したことも相場の重しとなった。