大阪市西区新町の大阪メトロ長堀鶴見緑地線の西大橋駅のトイレで男性が刺された事件で、男性が「トイレから出ようとしたところを40~50代くらいの男に刺された」と説明していることが18日、大阪府警西署への取材で分かった。男性は20代で病院に搬送されたが意識はあるという。現場には血の付いた包丁のようなものが残されていたが、男の目撃者は見つかっていないといい、同署は防犯カメラを精査するなど詳しい状況を調べている。
同署などによると、駅構内の多目的トイレの緊急ボタンが押されたことから、駅員が駆けつけ、中で男性を発見した。男性は「おなかを刺され、包丁は自分で抜いた。刺した男は黒い服を着ていた」と説明していたという。
当時トイレにいた男性によると、駅員が多目的トイレの扉を開けたところ、血を流した男性が立っていたという。