ロッテ・佐藤都志也捕手(24)が15日、静岡県内での自主トレーニング後に報道陣の取材に応じ、和歌山県出身で同学年の一般女性と結婚したことを明かした。6日に婚姻届を提出したといい、4年目の今季に懸ける熱い思いを語った。
「守るべきものが増えて、気を引き締めて家族を守れるように頑張っていきたい」
昨季は自己最多の118試合に出場し、打率・214、8本塁打。守備面ではリーグ1位の盗塁阻止率・361を記録した。正捕手奪取に挑む今季は「野球人生も私生活も一番の分岐点になる」と目をぎらつかせる。
「打てる捕手」を目指し、目標に掲げるのは打率3割台と初の2桁となる15~20本塁打。捕手の定位置争いは16年ベストナインの田村、2年目の松川らと激化の様相を呈す中、「数字にこだわってやっていきたい」。人生の伴侶とともに歩む新シーズンで覚醒する。(武田千怜)