小倉将信少子化担当相は16日、埼玉県戸田市を訪問し、市が取り組む不登校児童の支援現場を視察した。小学校に設置された不登校児童の受け入れ設備や、インターネット上の仮想空間「メタバース」を用いて勉強の機会を提供する様子を見学した。
小倉氏は、記者団に「(政府の子供・子育て政策の司令塔となる)『こども家庭庁』ができた暁には異次元の不登校児童対策を目指す」と強調した。戸田市の支援制度を参考に「学校に行きづらい子供らにさまざまな居場所を提供できるよう、取り組みを前に進めていきたい」とも語った。