大阪市西淀川区の淀川河口付近で見つかったクジラについて、同市は13日、生死を確認するため、専門家を現地に派遣して調べた結果、死んでいるのを確認したと明らかにした。
大阪海上保安監部によると、クジラは9日に阪神高速湾岸線中島パーキングエリアから南に約400メートルの海上で泳ぐ姿を確認。体長は約8メートルでマッコウクジラとみられる。発見時は潮を吹くなど動きが確認されたが、11日午後から動きが確認できなくなっていた。
クジラはSNS(交流サイト)で発見された場所にちなみ「淀ちゃん」の愛称で呼ばれ、「無事海に帰れますように」といった投稿が相次いでいた。