ポーランドのドゥダ大統領は11日、ロシアが侵攻するウクライナに対し、ドイツ製の主力戦車「レオパルト2」を供与する方針を決めたと明らかにした。ドイツの承認が必要となる。戦車の提供は、ウクライナのゼレンスキー大統領が強く求めていた。供与が実現すれば、各国との防衛協力がさらに進展する。
ドゥダ氏は訪問先のウクライナ西部リビウでゼレンスキー氏、リトアニアのナウセーダ大統領と会談。その後の共同記者会見で「要件を満たさなければならず、国際的な協力を望む」と強調した。ゼレンスキー氏はポーランドの方針を歓迎した上で「一国では私たちを助けられない」とし、さらなる支援の必要性を訴えた。(共同)