阪神・前川右京外野手(19)が11日、鳴尾浜で強化指定練習を行った。けがに泣いたルーキーイヤーを振り返り、今オフから同期の森木大智投手(19)に教わって睡眠時にアロマを導入。よく寝て、よく練習して、1軍で1年間、戦い抜く体を手に入れる。
飛躍の鍵はいい香り?! 1軍定着へ、前川が同期の森木から伝授された秘策を明かした。
「睡眠の取り方とか、においとか、森木がそういう知識が多いので、教えてもらった。寝るときに、においを(使う)。寝付きがよくなる」
ルーキーイヤーの昨季は2度のけがで1軍出場はなし。体のケアをより意識する中、たどり着いたのがアロマだった。寝る前にラベンダーとゆずの香りを、スプレーで室内にシュッ。「『いいにおいやなーっ』て、すぐに寝られます」。深い眠りに落ち、一日の疲れを吹き飛ばせた。
昨年10月の秋季キャンプで株を上げた若きスラッガー。春季キャンプは1軍が内定しており「1年間、1軍でしっかり戦えるように頑張ります」と力が入る。沖縄にもアロマは持参する予定。毎日ぐっすり眠って疲労回復、1軍定着へバリバリとアピールする。