埼玉県警の年頭視閲式が12日、さいたま市緑区の埼玉スタジアム東駐車場で行われた。新型コロナウイルス禍の影響で視閲式の開催は4年ぶり。
式典では、鈴木基之本部長がオープンカーに乗って整列した警察官約470人やパトカーなどを巡閲。交通機動隊は白バイの走行演技も披露した。
その後、赤と黒の華やかな制服のカラーガード隊を先頭に各部隊が行進。警備部はヘリコプターで上空から参加した。
鈴木本部長は訓示で、「全職員が一致団結し、県民の期待と信頼に応え、安全・安心を確保するという責務を果たしていく」と述べた。大野元裕知事はあいさつで「県の治安を守るという崇高な使命と誇りを胸に、力強い警察活動を推進し、活躍されることを期待する」と激励した。