3月開幕のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表は、大谷翔平投手(28)=エンゼルス、ダルビッシュ有投手(36)=パドレス=ら全30選手のうち12人が先行発表された。2009、13年のWBC代表メンバーで、今回も出場を熱望する田中将大投手(34)=楽天=の名前はなかったが、元日本ハム投手の岩本勉氏(51)は「侍ジャパンにはマー君が必要だ」と力説する。激推しの理由とは?
まいど! ようやく大谷やダルビッシュのWBC参戦が正式に決まりましたね~。今月下旬には残りの18人も発表される予定で、本番に向けて一気に盛り上がっていくことでしょう。
先日の先行発表では二刀流の大谷を含めて6投手がメンバー入り。規定では最低でも14人の投手を選出する必要があり、全30人中15人を投手に充てると仮定すると、残り9投手が選ばれることになります。
岩本的お勧めはまず、日本一オリックスのブルペンを支えた宇田川優希(24)、山﨑颯一郎(24)の両投手。昨季前半までの実績は皆無でしたが、夏場以降の成長ぶりは目を見張るものがありました。空振りが取れる真っすぐが何よりの魅力です。海外勢のパワーの脅威はよく語られますが、パワーで対抗でき、多少四球で走者を背負おうがねじ伏せてしまえる勢いと若さがあります。ワンポイントリリーフが禁止される今大会では、回またぎも苦にしないスタミナも必須。まさにうってつけの逸材2人だと思います。