オースティン米国防長官は10日、全軍人に対する新型コロナウイルスのワクチン接種義務を取り消したと明らかにした。昨年12月に成立した国防権限法に野党共和党が求めていた接種義務の撤廃が盛り込まれていた。
オースティン氏は、200万人以上の軍人がワクチンを接種したと指摘。ワクチン接種は作戦の即応性を高めるとして「今後も全ての軍人に奨励する」と強調した。
2021年8月、全軍人を対象に接種を始めるよう指示していた。(共同)