野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(61)が11日、オンラインで取材に応じ、3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に米大リーグ、カージナルスのラース・ヌートバー外野手(25)を選出したと発表した。日本出身の母を持つヌートバー。日系選手として初めてWBCの日本代表に名を連ねた。
【ラース・ヌートバー(Lars Nootbaar)という男】
★生まれ 1997年9月8日、25歳。米カリフォルニア州出身。
★ミドルネーム テイラー・タツジ。
★球歴 南カリフォルニア大からMLBドラフト8巡目で2018年にカージナルス入団。21年にメジャーデビュー。通算166試合に出場し打率・231、19本塁打、55打点。
★才能 高校時代はアメリカンフットボールもプレーし、野球では遊撃を守った。外野は全ポジションをこなす。今季のブレークが期待され、将来のスター候補として紹介する米メディアも。
★パワー 米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」を練習で活用。打球速度の測定で109・2マイル(約176キロ)を記録した。
★サイズなど 190センチ、95キロ。右投げ左打ち。