埼玉県警は11日、同県草加市の住宅で現金約50万円を盗んだとして、窃盗と住居侵入の疑いで、愛知県知立市新林町茶野の無職、佐伯一容疑者(54)を再逮捕した。埼玉県警によると、「小銭は重く邪魔になる」と紙幣だけを狙っていたと説明。愛知県の自宅からは新幹線のグリーン車に乗り、現場へ移動していたという。
昨年3月以降、似た手口の被害が埼玉、千葉、神奈川、岐阜の各県で計約30件確認されており、埼玉県警が関連を調べている。
再逮捕容疑は昨年9月、無施錠の窓から草加市の住宅に侵入し、住人の40代男性の財布から現金を盗んだとしている。
県警は12月に神奈川県大和市の住宅に侵入した疑いで逮捕していた。