2021年に都市対抗野球に初出場を果たした社会人野球・エイジェック硬式野球部は11日、元ロッテ、阪神の高野圭佑投手(31)と元楽天の内田靖人内野手(27)のNPB出身2選手の入団を発表した。背番号は高野が58、内田が66。
高野はJR西日本から16年ドラフト7位でロッテに入団。19年7月に阪神にトレード移籍し、NPB通算45試合登板で、2勝0敗、防御率6・62だった。NPB復帰を目指して受検した20年のプロ野球12球団合同トライアウトでは15年ぶりの現役復帰を目指した新庄剛志(現日本ハム監督)とシート打撃で対戦して四球。21年は台湾プロ野球・中信兄弟、22年はルートインBCリーグ・栃木でプレーした。昨年11月に古巣ロッテの秋季練習にテスト参加したが、不合格となっていた。
高野は「今までNPB、社会人、独立リーグとさまざまな野球を経験してきました。それを活かして都市対抗野球大会、日本選手権大会の2大会優勝を目指します。エイジェックに入社し、その大きな目標に挑戦できることに社会人としての喜びを感じるとともに、達成を自分の使命と捉え、日々精進いたします」とコメントした。
また、茨城・常総学院高から14年ドラフト2位で楽天に入団した内田はNPB通算162試合出場、打率・178、20本塁打、64打点。「幼い頃に野球を始め、高校卒業後にはNPBに入団しさまざな経験をすることができ、それが私の大きな財産となっています。今度は社会人野球という舞台で、今まで培った経験を活かして都市対抗野球大会、日本選手権大会に必ず出場し、1勝でも多くできるようにチーム
に貢献します」と抱負を語った。