「えべっさん」として親しまれる大阪市浪速区の今宮戎神社の「十日戎」が10日、盛り上がりが最高潮に達する「本えびす」を迎え、商売繁盛を願う参拝者でにぎわった。
境内では、金色の烏帽子(えぼし)や白い千早(ちはや)を身に着け、紅色のマスクをした福娘が、参拝者の持つ福笹(ふくざさ)に、縁起物の大判や米俵の飾り物を結びつけた。
十日戎は例年1月9~11日に開催され、新型コロナウイルスの感染拡大前は3日間で約90万人が訪れていたという。