明けましておめでとうございます。フォトグラファーの吉田パンダです。三つ指ついて新年のご挨拶ポーズなのは、何でも先回り、「おすわり」と言われたら伏せをするスキッパーキのスキです。今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
穏やかな陽光差す新春、、ですが、我が家は夫婦そろって12月半ばから気管支炎にかかり、咳(せ)き込んでばかりの年末年始でした。さすがにここ数日はだいぶ良くなっていますが、コロナに限らずフランスでは気管支炎も大流行の冬。皆さんもどうぞご自愛ください。
こちらの二人(匹)はいつもどおり元気です。
「しかし迎春の光はまぶしいのう」
猫にならってひなたぼっこ中。
「あーあ、今年も黒犬のお守りをするのね」
サバトラ猫ノアさま、お姉さんとしてビシビシ教育してやってください。
「ノアちゃん、このボールを喜んでくれるかな、、」
それ、元々ノアのおもちゃですよ。ノアが大好きストーカー。来月で2歳の黒犬です。
正月休み明け、近所を通るからと友人が会いに来てくれました。シャンパーニュ地方の大学でナノテクノロジーの研究をしているジル。彼の実家がノルマンディー地方の小さな村で、自分がフランスに来てパリ以外で最初に訪ねた場所がそこでした。おかげで自分にとってノルマンディー地方は特別な場所になったわけですが、それからすでに20年以上、、時が過ぎるのが早過ぎます、、。
古いピアノで時折、即興のジャズを聴かせてくれるノアさま。アールヌーヴォーがお似合いです←ただの親バカ。
さて、パリと違い2日はまだほとんどの店が閉まっている小都市ヴェルノン。スキを連れて新年のお散歩へ。
中世の街並みが残る通り。人気はほとんどありません。
だいぶ前にも撮ったと思いますが、手作り蜂蜜ショップの看板。
看板横の扉には、鮮やかな新春らしいリースが。鬼灯には何か意味があるのでしょうか(あまりリースで見かけないので)。
黒犬記念写真。
「えー、あけまして、、!!」
あ、それはもう一枚目でやったから。
田舎らしい街並みが残っているエリアを歩きます。
そのままセーヌ川岸へ。やはり、おすわりと言っても伏せをするスキ。
見事に誰もいません。手前右側のベンチにはチェス盤があり、駒を持ってくれば、川岸でチェスができるという趣向です。
「チェックメイト!じゃなかった、本年も皆様のご多幸をお祈り申し上げますワン」
なんかスキさん首が長い感。ともあれ、今年も犬1猫2との冒険の日々を綴ってまいります。どうぞご笑覧ください。本年も宜しくお願いいたします。