共産党の志位和夫委員長は5日の第7回中央委員会総会(7中総)で、衆院解散・総選挙の実現を求めていく考えを示した。「専守防衛を覆す大軍拡をやるというなら、『国民に審判を仰げ』と強く求めてたたかおう」と呼びかけた。
志位氏は終了後、記者団に、政府が目指す敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有は憲法違反だと強調した。「他国領域へのミサイル打撃力」の保有を明確に否定していない立憲民主党との連携については、「よく話し合っていきたいテーマになる。岸田文雄政権がやろうとしている大軍拡には反対だという点を大事にしていきたい」と述べた。
一方、連合が立民と共産との連携に反対していることに関しては「野党が本気で政治を変えようというならば、色々な妨害や障害とはたたかうという姿勢に立たなければ前に進まない」と語った。