公明党の山口那津男代表は4日夜のBSフジ番組で、反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有などを盛り込んだ国家安全保障戦略など「安保3文書」の改定に関し、「決めた以上は、(国会の)予算委員会などを通じて丁寧に説明すべきだ。岸田文雄首相自身の言葉で説明を尽くしてほしい」と注文を付けた。
山口氏は昨年の安保3文書をめぐる自公協議について、国民に見える形での議論が「足りない」と指摘。同時に「夏の参院選もあり、議論の時間は限られていた。内容と予算、財源をいっぺんに決めると公言してスタートしたため、プロセスが議論しにくかったかもしれない」とも振り返った。