岸田文雄首相は4日夜のBSフジ番組で、年内の衆院解散・総選挙について「今は考えていない」と前置きしたうえで「衆院の任期が来るまでの間、いつでも選挙はありうる。これが理屈だ」と強調した。
防衛費増額の財源として増税の実施時期を年内に決めることや、原発の新設といったエネルギー政策の転換などを踏まえ、首相は「さまざまな課題について具体的な形を作っていくのが今年だ。その中で、国民の皆さんの判断をいつ頂くのが適切なのか慎重に考えたい」と語った。