大阪取引所は4日、年明け最初の取引となる大発会の記念式典を開いた。岩永守幸社長は「大阪府市との連携を加速させ、スタートアップ(新興企業)の成長支援や金融教育を充実させたい」とあいさつした。
式典には今年初の取り組みとして、大阪市浪速区の今宮戎神社の福娘が参加。晴れ着姿の証券会社の女性社員らが集まる中、福娘の発声で関係者は「うーちまひょ」という独特のかけ声とともに拍子木を鳴らす「大株締め」で市場の活況を願った。
式典終了後、岩永社長は「利上げを見越したマーケット環境になっており、上げ下げの激しい1年になるだろう」と語った。