全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(4日、東京体育館)前回大会4強の雄物川(秋田)は市立尼崎(兵庫)に0ー2で敗れ、初戦で姿を消した。第1セットは20ー25と粘りを見せたが第2セットは15ー25と終始、試合の流れをつかむことができなかった。元全日本代表の宇佐美大輔監督は「チームの甘さや弱さがこういう大舞台で出た」とガックリ。昨年の4強入りも経験した滝沢大希(3年)は「波が激しい選手がまだいる。その波をなくして最初から最後までいいプレーができるようになってもらいたい」と後輩に思いを託した。