参院が4日午前に公開した資産報告書を巡り、自民党の朝日健太郎(東京選挙区)、臼井正一(千葉選挙区)、立憲民主党の杉尾秀哉(長野選挙区)各議員は同日午後、参院事務局に訂正を届け出た。訂正により共同通信が集計した資産総額平均は32万円減って2535万円になった。2020年の前回公開日に比べ674万円増えた。
朝日氏は土地の持ち分を直して1835万円を183万円と改め、臼井氏は2918万円と報告していた千葉市の土地を486万円と訂正。杉尾氏は保有する自動車を「1台」から「2台」とした。
これを受け、昨年7月の参院選で当選した125人について、土地の1人当たり平均は867万円になった。政党別で平均資産額を見た場合、自民(63人)は1人当たり3415万円となった。