全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(4日、東京体育館)男子1回戦で松本国際(長野)が昇陽(大阪)に逆転勝ち。2年ぶりの大舞台に加え、1回戦屈指の好カードに緊張感も漂った。第1セットは22-25で落としたが、第2セットからは2年生エースの徳留巧大らの強烈なスパイクで攻め、25-15、25-17と大きく突き放した。徳留は「大きな舞台で試合をするのは楽しい。今は安心しています」と笑顔を見せた。壬生裕之監督は、「僕も久しぶりに緊張しました。勝って彼ら(選手)も自信になったと思う」と目を細めた。
5日の次戦は栃木国体優勝の鎮西(熊本)。徳留は「日本一が目標。最初からガチンコでやれるのが楽しみです」と闘志を燃やした。