毎年恒例のジャニーズカウントダウンコンサートが、大みそかから元日にかけて東京ドームで開催され、総勢140人のアイドルが2023年の幕開けを華々しく彩った。5月22日に平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)がグループを脱退するKing&Prince、昨年いっぱいでマリウス葉(22)が芸能界を引退したSexy Zoneは、ともに5人体制でのカウコンラストステージ。最後は出演者全員でV6の「WAになっておどろう」で大団円を迎えた。
キンプリは純白の衣装でデビュー曲「シンデレラガール」を披露。他グループの曲をカバーするグループチェンジメドレーでは、Kinki Kidsの名曲「ジェットコースター・ロマンス」を5人で肩を組み、顔を寄せ合いながら届けた。
メンバー3人が脱退後もグループ活動を継続する永瀬廉(23)と高橋海人(23)は、兎年の7人で構成されたユニット、うさピョンセブンとしてキンキの「フラワー」を歌唱。永瀬は「今年から環境は変わるけど楽しくやれたら」と意欲。高橋は「変わらず愛していただけるKing&Princeであるためにたくさん努力します」とファンに約束した。
セクゾのマリウスはカウコンの出演をもって芸能界を引退した。体調不良による休養を経て約2年ぶりにファンの前に登場すると大歓声を浴び、メンバーとデビュー曲「Sexy Zone」や代表曲「RUN」を熱唱。グループの垣根を越えたジャニーズシャッフルメドレーでは、KAT-TUNの中丸雄一(39)らとTOKIOの人気曲「宙船(そらふね)」をカバーした。
ラストステージを終え、「最高のメンバー、今まで11年間応援し続けてくれたファン、先輩・後輩、ジャニーズファミリーの皆さん、本当にありがとうございました。皆さんと過ごした日々は一生の宝物です。これからも僕のお兄ちゃんたち、Sexy Zoneを応援してください!」とあいさつ。メンバーの佐藤勝利(26)は「マリウスを含めSexy Zoneという物語は続いていくので一緒に時代を作ろう」と〝5人〟で走り続けることを誓った。(渡邉尚伸)