有本香の以読制毒

安倍元首相こそが「安保3文書改定」の真の功労者 岸田首相のそれがかすんで見えてしまう 戦後日本最大の変化 

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安倍元首相
安倍元首相

「五黄の寅年は荒れる」といわれるが、確かに2022年は大荒れだった。そんな年の凶事を、国内外一つずつあげるなら、世界では「ロシアのウクライナ侵攻」、国内の出来事としては、「安倍晋三元首相暗殺」の衝撃がやはり大きかった。

しかも、安倍氏の他界は、半年近くがたついまとなって一層、その「不在の大きさ」を思い知らされる。

安倍氏が存命だったら…。この半年の間にそう思ったことは一度や二度ではなかった。特にその思いを強くしたのは12月、岸田文雄首相が、唐突に「防衛増税」を言い出し、わずか1週間で増税方針を決めてしまったときである。

もし、安倍氏が元気で、100人近い最大派閥を率いていたら、岸田首相はかくもやすやすと、「防衛費増額を増税で」とは言い出せなかったろう。加えて、同じく12月に改定された「安保3文書」の中に、「専守防衛」や「非核三原則」といった、日本を過度に縛る奇妙な標語が残ることもなかったのではないか。

実際、安倍氏は首相時代の2018年2月14日、衆院予算委員会で「専守防衛は純粋に防衛戦略として考えれば大変厳しい」と踏み込んだ答弁をしていた。「相手からの第一撃を事実上甘受し、本土決戦となりかねない構え」だとの認識をすでに明示していたのだ。

2つの奇妙な標語が残ったとはいえ、「反撃能力」の保有を記した新たな「安保3文書」の意義は大きい。これすなわち、自衛隊が敵領土への攻撃力を持つことに踏み込んだことを意味するからだ。戦後日本最大の変化の一つと言って過言でない。

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