ヤクルトは26日、東京・北青山の球団事務所で仕事納めを行った。衣笠球団社長兼オーナー代行は「若手、中堅、ベテランが高津監督の下で一致団結して勝ち取ってくれた優勝。(球団で過去に)連覇したのは野村さんの1回だけで、2回目の連覇を成し遂げたのは偉業。素晴らしい一年だった」とねぎらった。
今季は2年連続の日本一は逃したが、村上が史上最年少で三冠王となるなど歴史的なシーズンとなり、チームは29年ぶりのリーグ連覇を達成。3年ぶりに観客の人数制限を設けずに始まり、計161万4645人が神宮球場を訪れ、グッズ売り上げも好調で収支は3年ぶりの黒字となった。
2023年は球団初の3連覇、そして日本一奪還を目指す。衣笠社長は「チームとわれわれ全員で3連覇という金字塔を打ち立てたい」と誓った。