和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で24日、雌で2歳のジャイアントパンダ楓浜(ふうひん)にクリスマスリースをかたどったプレゼントが贈られた。
クリスマスリースは、名前にちなんでカエデの葉の形をした氷などを輪状に並べたもので、直径約2メートル。屋外運動場の芝生に設置された。
楓浜はプレゼントの氷を抱えたり、転がしたりして遊んだ。飼育スタッフの宮下透さん(27)は「特別な一日になってほしいと用意した。プレゼントを気に入ってくれたようでうれしい」と話した。
楓浜は令和2年11月、施設の17頭目の赤ちゃんとして誕生した。新型コロナウイルスの影響で繁殖に取り組む中国人スタッフが来日できない中、初めて日本人スタッフだけで出産させた。